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JR貨物、2012年3月の改正内容まとめる

2011年12月19日 (月)

ロジスティクス日本貨物鉄道(JR貨物)は16日、2012年3月17日にJRグループが実施するダイヤ改正に伴い、貨物列車の改正内容をまとめた。

 

東日本大震災の影響で、常磐線を経由する貨物列車の運転ができないことから、既に東北線経由で臨時列車で迂回運転を実施しているが、改正で関東-北海道2往復、関東-東北2往復の合わせて4往復のコンテナ列車について、東北線、上越・羽越・奥羽線経由へ変更し、年間を通じ安定して利用できるようにする。

 

コンテナ取扱駅の富士駅をリニューアルする。コンテナホームを広くし、荷役線での取扱両数が増えるようリニューアル改良する。これにより、鉄道コンテナ輸送が便利になるとしている。

 

また、富士駅の改良により、紙輸送は国鉄時代から使用してきた貨車ワム80000形式(有がい車)での輸送を終了し、コンテナ列車化により輸送時間の短縮を図る。

 

また、常磐線のコンテナ列車を東北線、上越線経由に変更するほか、大型コンテナ輸送のネットワークの拡大に向け、40フィートタイプの海上コンテナ輸送で新たな40フィート海上コンテナ輸送増強区間を設定する。高崎・長岡地区から北海道行きに新しい輸送ルートが加わる。