ロジスティクス商船三井の4-6月期決算は、コンテナ船と不定期船事業で860億円程度の減収となったのが響き、営業損益が35億7300万円の赤字となった。最終損益は89%の減益となりながらも、国内大手海運3社のなかで唯一黒字を確保した。
商船三井 | 2016年4-6月期決算 |
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当期実績(百万円) | (前年同期比) | 対売上高利益率 |
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売上高 | 360,079 | -19.9% | |
営業利益 | -3,573 | -- | -- |
経常利益 | 733 | -93.3% | 0.2% |
当期純利益 | 1,401 | -89.0% | 0.4% |
全般的に荷動きが低迷し、市況の停滞が続くなか、同社は不定期船事業のドライバルク船で「市況環境の根本的な以下以前は当面見込めない」との考えから、中小型バルカーのビジネスモデルを抜本的に見直すなど構造改革を推進。この結果、前年同期比で損益が改善して黒字を確保した。
通期は売上高1兆4930億円(前期比12.8%減)、営業損益50億円の赤字、経常損益100億円の赤字、最終損益150億円の黒字を見込む。