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商船三井・1Q、ドライバルク船改革で最終黒字確保

2016年7月29日 (金)

ロジスティクス商船三井の4-6月期決算は、コンテナ船と不定期船事業で860億円程度の減収となったのが響き、営業損益が35億7300万円の赤字となった。最終損益は89%の減益となりながらも、国内大手海運3社のなかで唯一黒字を確保した。

商船三井
2016年4-6月期決算
当期実績(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
売上高
360,079-19.9%
営業利益
-3,573----
経常利益
733-93.3%0.2%
当期純利益
1,401-89.0%0.4%

全般的に荷動きが低迷し、市況の停滞が続くなか、同社は不定期船事業のドライバルク船で「市況環境の根本的な以下以前は当面見込めない」との考えから、中小型バルカーのビジネスモデルを抜本的に見直すなど構造改革を推進。この結果、前年同期比で損益が改善して黒字を確保した。

通期は売上高1兆4930億円(前期比12.8%減)、営業損益50億円の赤字、経常損益100億円の赤字、最終損益150億円の黒字を見込む。