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商船三井の上期経常益2.7倍、コンテナ船改善寄与

2019年10月31日 (木)

財務・人事商船三井が10月31日に発表した9月中間決算は、売上高5743億円(前年同期比7.3%減)、営業利益120億円(18.4%減)、経常利益281億円(2.7倍)、四半期最終損益は256億円(4.4倍)となった。

主要セグメントの業績は、ドライバルク船事業が減収減益、エネルギー輸送事業が増収増益、製品輸送事業が減収増益、関連事業が減収増益。

特にコンテナ船事業を抱える製品輸送事業は、売上高が416億円減の2428億円となった一方、利益は86億円の赤字から153億円改善し、67億円の黒字に転換した。前年同期に100億円の赤字を計上していたコンテナ船事業が56億円の黒字へと156億円改善した効果が大きく寄与した。

通期は売上高1兆1730億円(前期比4.9%減)、営業利益260億円(31.1%減)、経常利益500億円(29.6%増)、最終利益400億円(48.8%増)を見込む。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 20/3/中間20/3/1Q19/3/通期19/3/3Q
売上高574,350 [-7.3%]283,147 [-6.9%]1,234,077 [-25.3%]942,226 [-23.9%]
営業利益12,045 [-18.3%]6,854 [85.6%]37,718 [66.2%]29,679 [21.8%]
最終利益25,636 [347.7%]12,273 [ - ]26,875 [ - ]20,095 [-31.2%]
売上高営業利益率2.1%2.4%3.1%3.1%