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15年3月期決算

川崎汽船、コンテナ船事業が黒字転換、経常益5割増

2015年4月30日 (木)

財務・人事川崎汽船が30日に発表した前3月期決算は、コンテナ船事業の損益が黒字転換したことなどで経常利益が50.9%増加した。

不定期船事業は11.5%の減益で、海洋資源・重量物船事業の赤字幅も45億円から57億円へと拡大したものの、コンテナ船事業の損益が1億円の赤字から206億円の黒字へと大幅に回復した。

コンテナ船事業は積高が北米航路で6%増、欧州航路で8%増加。アジア3%とそれぞれ増加した一方で、南北航路が6%の減少となり、全体では4%の増加を確保した。運賃市況は北米航路で安定的に推移し、燃料油価格下落の影響もあって、結果的に増収となり、黒字化した。

今期は売上高1兆4600億円(前期比8%増)、営業利益430億円(10.4%減)、最終利益は230億円(14.2%減)を見込む。

[川崎汽船]2015年3月期第3四半期連結決算(単位:百万円)

 2015年3月期2014年3月期増減
売上高
1,352,4211,224,12610.5%
営業利益
47,98828,85466.3%
経常利益
48,98032,45450.9%
当期純利益
26,81816,64261.1%