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日本郵便のゆうパケット、10月から個人利用に対応

2016年8月3日 (水)

ロジスティクス日本郵便は、10月1日から小さなサイズの荷物を郵便受箱に配達する「ゆうパケット」にサイズ制の基本運賃を新設し、小型物品配送サービスを拡充する。

ゆうパケットは2014年6月1日に追跡情報が利用できる受箱配達の大口利用者向け小型物品配送サービスとして提供を開始したサービスで、宅配便よりも簡便な配送手段となっているため、2015年度は契約件数2万件(前年比217%増)、年間約1.1億個(171%増)と、通販事業者を中心に利用が拡大。

毎年10%程度で伸長する通販市場のうち、急速に成長しているフリマアプリ市場などで取り引きされている個人顧客でも「小型で薄い物を、より安く確実に送りたい」ニーズが高まっていることから、個人顧客向けに展開することにした。

具体的には、個人顧客が利用しやすいよう、厚さ3センチまでの段階運賃を設定するとともに、事前手続を不要とすることで、手軽に郵便差出箱へ投函して利用するサービスとする。運賃はサイズに応じて250円、300円、350円の3段階とし、全国の郵便窓口のほか、郵便ポストへの投函にも対応する。日曜・休日を含めて毎日配達する。

配達先の郵便受箱に届け、郵便受箱に入らない場合は、不在通知書を受箱に投函して持ち戻る。送達日数は2日から3日。ゆうパケットのサービス拡充に伴い、ポスパケットの取り扱いを廃止する。