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中越通運、物流システム会社を設立、WMSなど販売

2011年12月28日 (水)

ロジスティクス中越通運(新潟市中央区)は、インターネットを利用した物流システムなどの保守管理を行う新会社「カオス」を21日付で設立したと発表した。

 

資本金は800万円で、中越通運が55%、中越クリーンサービスが15%、データトレードが30%を出資している。社長には中越通運の中山和郎社長が就任し、東京都荒川区に本社を置いた。

 

カオスは、インターネットを利用した物流システムなどの保守管理を行うほか、販売先企業に合わせたカスタマイズをスピーディーに行い、販路拡大を図る狙いで設立。主力商品として、同社が取り組んだWMSと、2009年に開発し、ネット上で受発注などを行うことができる物流システム「CHAOS」を揃えた。WMSは06年にカスタマイズしている。

 

中越通運では、システムエンジニアを抱えるデータトレードとの間でカオスを設立したことにより、物流システムの保守管理や拡販の体制を強化する考えで、顧客に合わせてシステムをカスタマイズする期間を短縮し、導入価格を抑えることで新規・切替え需要の掘り起こしを図る。