サービス・商品無線LANシステムを提供しているフルノシステムズ(東京都墨田区)は27日、物流倉庫内のピッキング作業に音声ナビを活用している中越通運(新潟市中央区)が、同社の業務用無線LANアクセスポイント「ACERA(アセラ)シリーズ」を導入したと発表した。
中越通運の物流拠点「野田ALC」(千葉県野田市)では、主に外食・食品関連の荷物を取り扱っており、細かいピース単位の出荷に幅広く対応しているが、出荷量とアイテムの増加や、リードタイム短縮の要望を受け、ピッキング作業を音声でナビゲーションする「TEPPA navi」(テッパナビ)を導入した。
こうした音声ナビシステムや、バーコードリーダー、ウェアラブル端末などの情報通信を支える基盤として、中越通運はフルノシステムズの業務用無線LANアクセスポイントを導入し、安定した無線通信環境を整えたという。