松田産業、岐阜県で生産･物流集約拠点取得

拠点・施設松田産業は18日、貴金属関連事業の生産強化や物流集約を図るため、岐阜県関市の不動産物件を取得すると発表した。5月10日に自己破産申請した木村メタル産業（愛知県小牧市）から、土地・建物など合わせて7億円で取得する。

同社では、半導体・電子部品メーカーの生産過程で発生する貴金属含有スクラップから金・銀・プラチナ・パラジウムなどを取り出す資源リサイクル事業を全国の営業拠点で展開している。

ただ国内生産拠点は埼玉県入間市の1か所のみだったため、BCPや生産・物流効率の観点から2拠点化構想を検討していたところ、同社の構想に適した譲渡物件が出てきたことから、条件交渉に入り、話がまとまった。