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「メール感覚でDM自動発送」目指しDMSとエイジア提携

2016年10月17日 (月)

ロジスティクスディーエムエス(DMS)は17日、メールマーケティングに強みを持つシステム開発会社・エイジアとの業務提携を発表した。マーケティングオートメーションを活用したEC事業者向け販促支援サービスを共同で提供する。

消費者の情報の受け取り方が多様化する一方、セキュリティ意識の高まりで企業が一方的に発信するメッセージが顧客に届きにくくなってきていることから、顧客の行動を起点としてメール、DMなど複数のチャネルを活用するマーケティングオートメーションへの注目が高まっている。

エイジアは「顧客の行動データをもとに個別最適化したメールを自動配信」できるというマーケティングオートメーション製品「ウェブCASオートリレーションズ」を通じ、EC事業者向けに定石のメール施策をあらかじめ用意するなどしてハードルを下げつつ、SMS、LINE、DMなどアナログ領域でコミュニケーションしていくことを視野に入れている。

一方、DMSはEC事業者向けに通販出荷代行の物流サービスと、DMを中心とした販促サービスを両輪とする事業展開に強みを持っており、エイジアのメールマーケティング技術・支援ノウハウと組み合わせることで、EC事業者の売上向上を促すダイレクトマーケティング支援サービスを共同で提供することとした。

具体的にはエイジアからウェブCASオートリレーションズのOEM提供を受け、自社ブランドのマーケティングオートメーション「DMSオートリレーションズ」としてEC事業者に提供する。

さらに、ウェブCASオートリレーションズとDMSオートリレーションズをDMSのDM発送拠点とデータ連携させることで、メールを配信する感覚でDMを自動発送できる仕組みの構築に共同で取り組む。