産業・一般セーレン(東京都港区)は7日、ヨーロッパで自動車内装材を製造・販売する独シュミッツ社と、自動車内装材に関する業務提携契約の交渉を開始することに合意した、と発表した。4月末の締結を目指す。
同社は、オートモーティブ事業のグローバル拠点として米国、ブラジル、タイ、中国、インド、インドネシアに生産拠点を展開し、世界最適供給体制の構築を進めてきたが、このほどシュミッツ社と両社のグローバルな事業拡大を目的としてマーケティング、技術援助、生産・販売業務提携の契約に向け、話し合いを開始した。
提携では、自動車内装用ファブリックなど全OEMに対する自動車内装材事業を対象に、両社の事業拡大に向けた協業として共同マーケティング、マーケティング支援、自動車内装材の開発・生産のための技術支援を行う。