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山九、オマーン製油所の運営・輸送業務を受注

2016年10月24日 (月)

国際山九は24日、サウジアラビアでオマーンのソハール製油所の石油コークス装置オペレーションとメンテナンス業務を受注したと発表した。

現地法人の山九サウジアラビアが、オマーンの大手石油精製・化学品会社の運営するソハール製油所で7月末にコークカッティングオペレーション、コークス保管取り扱い、ダンプトラック輸送、機器メンテナンスを受注したもので、契約期間は4年間で1年更新、最大2年のオプション付きとなっている。

同社は受注決定を受け「サウジアラビアで製油所関連のメンテナンスやオペレーションサポート(操業支援)、石油の精製過程で副産物として発生する石油コークスの切断作業コークカッティングオペレーションで毎日数十万トン発生する石油コークスに対応できる十分な実績があることが評価された」としている。

ソハール製油所は2006年に完成した日産11.6万バレルの製油所で、現在は19.7万バレルを目指して拡張工事を行っている。山九は12月頃から作業を開始できるよう機材や要員などの準備と、山九サウジアラビア・オマーン支店の開設準備を進める。

将来的にはオマーン支店を現地法人化する方針で、同国では同社グループ初の拠点となる。