ポート・オブ・ザ・イヤー2011に秋田港など5港

話題東北地方整備局秋田港湾事務所は27日、ポート・オブ・ザ・イヤー2011に船川港、特別賞に秋田港・能代港・酒田港・新潟港が選ばれたと発表した。

ポート・オブ・ザ・イヤーは「みなとに関する優れた活動により港湾・臨海部の活性化に寄与し、みなとの元気を高めた港湾」を、日本港湾協会発行の情報誌「港湾」の読者投票で毎年選ばれているもの。

船川港は、2011年の築港100周年を契機とした客船誘致や復元北前船の寄港、石積防波堤の土木遺産指定を活用した観光振興と賑わいの場づくりなど、工業的性格の強い港からの脱皮に成功したこと、また、東日本大震災の復旧・復興に貢献し、みなとの元気を高めたことが選定理由になった。

秋田港・能代港・酒田港・新潟港は、震災で被災した太平洋側港湾に代わって緊急物資の供給や立地産業のための原料・製品輸送を行い、被災地域の復旧・復興に貢献したとして、特別賞に選定された。