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豊田通商、メキシコに自動車用鋼管生産拠点

2012年1月30日 (月)

荷主豊田通商は30日、丸一鋼管グループ、伊藤忠丸紅鉄鋼と共同で、自動車用鋼管製品を製造・販売する新会社「丸一MEX社」の現地法人をメキシコに設立すると発表した。豊田通商は、新会社の株式の10%を取得し、メキシコでの自動車鋼管事業を拡大する。

 

豊田通商は、これまで丸一鋼管との海外協業戦略として、中国、ベトナム、インドといったアジア諸国で共同出資による事業化を行ってきており、メキシコでも共同事業を展開することで事業拡大を進めることにしたもの。

 

新会社は、メキシコで鋼管製品を製造・販売する。同州では既に日系自動車メーカーが進出し、工場拡張を計画しているほか、近隣のグアナフアト州でも新たに日系自動車メーカーの新工場建設が計画されるなど、さらなる日系自動車部品メーカーの進出が期待されている。

 

豊田通商は、新会社の経営面や資金面での支援、トヨタグループとして培った自動車業界での機能を新会社に提供することで、ユーザーの原材料の現地調達ニーズに対応する。