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近鉄エクス・中間、APLロジの損失響き営業益35%減

2016年11月8日 (火)

ロジスティクス近鉄エクスプレスが8日発表した9月中間決算は、昨年9月に連結化したAPLロジスティクスで24億円の営業損失を計上したほか、米州セグメントで利益が半減し、主力の日本でも6.5%の減益となったことを受け、全体の営業利益が35%減少した。

APLロジスティクスは特にリテール、消費財、ハイテク関連で市場の鈍化による既存顧客との取引量が減少するなど「総じて活況感に乏しい基調」(近鉄エクスプレス)で推移。海上貨物輸送も低調で、24億1600万円の営業損失となった。

日本セグメントは航空輸入貨物でエレクトロニクス関連品を中心に勢いが見られず、取扱件数が2.1%の減少。海上貨物で輸出入ともに取り扱いが伸びたものの、収入・利益ともに減少した。

通期は売上高4810億円(14.5%増)、営業利益130億円(27.4%減)、最終利益70億円(28.4%減)を見込む。

2016年9月中間決算
当期実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
前年同期比
売上高
227,36238.1%113,28838.4%
営業利益
4,287-35.0%1.9%2,372-41.2%
経常利益
4,691-33.4%2.1%----
当期純利益
1,177-71.6%0.5%----

近鉄エクス