財務・人事川崎汽船が1月31日に発表した2020年3月期第3四半期連結決算は、売上高が5671億円(前年同期比11.2%減)、営業利益は216億円(前年同期は92億円の損失)、経常利益は245億3900万円(前年同期は274億円の損失)、四半期最終利益は252億円(前年同期は309億円の損失)となった。
最も売上規模の大きい製品物流セグメントで、自動車船事業が黒字転換を果たしたほか、コンテナ船事業の大部分を構成するオーシャンネットワークエクスプレスの業績が黒字化した影響で、セグメント利益が454億円改善。297億円の損失を計上した前年同期実績から157億円の利益へと大幅に改善した。
通期は売上高7400億円、営業利益50億円、経常利益50億円、最終利益110億円を見込む。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)20/3/3Q | 20/3/中間 | 20/3/1Q | 19/3/通期 | |
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売上高 | 567,189 [-11.2%] | 372,396 [-10.5%] | 183,312 [-13.6%] | 836,731 [-28%] |
営業利益 | 21,627 [ - ] | 11,065 [ - ] | 4,052 [ - ] | -24,736 [ - ] |
最終利益 | 25,223 [ - ] | 16,311 [ - ] | 7,779 [ - ] | -111,188 [ - ] |
売上高営業利益率 | 3.8% | 3.0% | 2.2% | -3.0% |