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日本金属、タイ被災工場の全面復旧は4月の見通し

2012年1月31日 (火)

話題日本金属は31日、昨年10月にタイで発生した洪水による影響で生じた損害に、一定のメドがたったと発表した。洪水の発生に伴い、連結子会社の日本金属(タイランド)で被害が生じ、設備の稼働を停止しており、緊急対応関連の損失見込額は5億9500万円(2億4300万タイバーツ)となる。

 

実質的な損害額は、損害保険収入でほぼ相殺されるため、業績に与える影響は軽微だとしている。現在、同社板橋工場や洪水被害を免れたパトゥムターニー県の日本金属(タイランド)ビッグランド工場(昨年12月中旬に設備を据付・稼動開始)で代替生産を行っているが、4月ごろには全面復旧する見通し。

 

同社では、この災害や円高の影響による受注の減少により、今後早急な回復が見込めないことから、同日付で業績予想を下方修正した。