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freeeとスマート在庫管理が連携、バックオフィス効率化

2016年11月15日 (火)
freeeとスマート在庫管理が連携、バックオフィス効率化
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サービス・商品freeeとZAICO(山形県米沢市)は14日、クラウド会計ソフト「freee」とクラウド型在庫管理ソフト「スマート在庫管理」のデータ連携を開始したと発表した。

BtoBで商品を販売する事業では、「納品・在庫管理」「請求」「売掛管理」の流れで管理作業が発生しており、例えば「どの取引先にどの商品を納品したか」という履歴を正確に把握するために、従来は紙の表やExcelに納品履歴を記録し、取引先別に集計する必要があった。

さらに請求書の発行後は定期的に銀行口座の入金状況を確認し、入金に対応する売掛金がないか会計帳簿と突き合わせ、会計ソフト上で「売掛金の消込」といった処理が発生していた。

freeeとスマート在庫管理が連携、バックオフィス効率化2スマート在庫管理は、商品を出庫する際に商品に貼り付けられたバーコードまたはQRコードにスマートフォンのカメラをかざすだけで簡単に納品履歴を記録することができるソフト。

納品履歴はスマート在庫管理上の在庫データに自動的に反映されるため、在庫の集計コストを下げるだけでなく、商品の在庫不足や在庫過多をリアルタイムで把握することができる。

今回のデータ連携により、スマート在庫管理で記録された複数の納品履歴を取引先ごとにまとめ、freeeに1つの売掛金の取り引きとして登録できるようになるほか、この売掛金の取り引きから請求書を作成することも可能。これにより、請求日前に「個別の納品履歴を手作業で足し合わせ、請求書を書き起こす」といった工数を削減する。

freeeに取引銀行のインターネットバンキングサービスを登録しておくことで、銀行の明細がリアルタイムで会計ソフト上に同期。

銀行口座へ入金があった際は、請求書の作成と同時に登録された売掛金のデータをもとに「どの取引先からの入金か」が自動で提案されるため、個別明細と売掛金を突き合わせる手間を減らし、ワンクリックで入金確認と売掛金の消込処理を完了することができる。

(画像:freee、ZAICO)