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ANAとセブン&アイ、災害時の物資輸送で協力協定

2016年12月28日 (水)
ANAとセブン&アイ、災害時の物資輸送で協力協定
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ロジスティクスANAホールディングスとセブン&アイ・ホールディングスは28日、災害が発生した際の緊急物資の輸送などで協力する協定を結んだと発表した。

両社は2013年にポイントプログラムの相互交換などで業務提携しているが「大規模な災害が発生した際には、ANAHDは航空事業者として、セブン&アイは流通事業者として、緊急物資の輸送でそれぞれの役割を発揮することが求められている」として、両社が連携することで素早く確実に物資を輸送できるよう協定を締結した。

ANAの航空ネットワークとセブン&アイが持つ「被災地の近くにまで張り巡らされた物流インフラ」、国内最大の1万9500店舗(11月末時点)を活用し、輸送・物流機能を組み合わせて被災地の復興支援体制を強化する。

具体的にはANAHDは災害発生時、セブン&アイが要請した緊急物資の輸送を優先的に受託し、セブン&アイは緊急物資の国内空輸をANAHDに依頼、輸送物が災害支援用の無償提供物である場合、ANAHDは無償で輸送協力を行う。また、災害支援用の店舗商品を輸送する場合には、ANAHDは割引運賃で輸送に協力する。

(画像:ANAホールディングス)