ロジスティクス北海道運輸局は17日、訪日外国人旅行者の利便性向上を図るため、宿泊施設などで預かった手荷物を旅行者本国へ直送する「国際手ぶら観光サービス」の実証実験を開始すると発表した。
実験では、鶴雅グループ4施設とセンチュリーロイヤルホテルに発送カウンターを設置し、日本郵便が扱う国際スピード郵便「EMS」を活用して旅行者自身の国へ手荷物を提供する。24日から2月20日まで実施する。
今後は実証実験をもとに、サービスを利用することによる消費の拡大効果や訪日外国人旅行者の行動範囲の変化について検証を行うとともに、外国人旅行者にとって利用しやすいサービスとするための課題検証を行う。