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脇田、神戸・ポーアイ2期地区に進出

2017年2月2日 (木)

国内神戸市みなと総局は1日、ポートアイランド2期地区の研究・文化施設用地に脇田(兵庫県高砂市)が進出すると発表した。

脇田は冷凍機械器具の組立・補修が中核事業だが、新たな事業の柱として接着剤・改質剤の研究開発に取り組んでおり、接着が困難な素材でも同社の改質剤を添加することで「前工程なしに接着ができる」という技術を確立、これまでの常識を覆す技術として期待されている。

そこで、製品の量産化に向けた製造技術を確立するため、国内外へのアクセスや立地環境の優れたポートアイランド2期地区に研究開発製造拠点を移転・集約することを決定。グループ会社のフロント研究所と伊藤忠商事グループが協業し、同社の接着技術を利用した炭素繊維補強剤の研究、開発、製造も行うという。

■新施設の概要
進出場所:神戸市中央区港島南町7-2-11
用地面積:2000平方メートル
契約内容:土地売買契約
着工年月:2017年4月
完成年月:2017年9月