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JFEエンジ、ラオスで国際幹線道路の橋梁改修受注

2017年2月2日 (木)

産業・一般JFEエンジニアリングは1日、ラオスで国際幹線道路の橋梁改修を受注したと発表した。

受注したプロジェクトは、30年前に建設されて老朽化が進む「セクムカーム橋」と「セタームアック橋」を架け替え、国道9号線の交通安定化と安全確保を図るもの。

この国道は南シナ海に面するベトナムからラオス・タイを経由し、インド洋に面するミャンマーを結ぶ全長1450キロの国際幹線道路。

同社は安藤・間と共同企業体を構成し、2橋の建設を行う。安藤・間は共同企業体のリーダーとしてう回道路の建設と既設橋撤去、新橋の下部工の施工などを担当し、JFEエンジニアリング社は新しく建設する2橋の上部工の製作・建設を行う。2橋は2019年6月の完成を目指している。

2橋の建設では、独自開発した「リバーブリッジ」を海外で初めて採用する。

ラオスやその周辺国では交通・物流網の整備が重要な課題となっており、今回の改修工事も二国間援助のODA(無償資金協力)として発注された。