住友金属鉱山、リードフレーム生産3社を台湾企業に売却

拠点・施設住友金属鉱山は8日、SHマテリアルを通じて保有するリードフレーム生産会社のうち3社を台湾の界霖科技に売却することで基本合意した、と発表した。

同社はすでにリードフレーム市場からの撤退を表明しているが、パワー半導体用リードフレーム事業を行う海外2社と国内1社については、界霖科技に売却する方向で同社と協議を重ねていた。

この結果、蘇州住立精工（中国蘇州市）、マレーシアンSHプレシジョン（マレーシアヌグリ・スンビラン州）、SHプレシジョン（山形県米沢市）の株式を売却することで基本合意し、2月7日付けで法的拘束力のある合意書（MOU）を取り交わした。6月末をメドに売却を進める。