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電源開発、貨物船の錨で海底ケーブル損傷

2012年2月27日 (月)

話題電源開発はこのほど、同社の北海道・本州間電力連系設備が1月24日、北海道側の沿岸から約10キロメートルの地点で、海運会社の貨物船の錨(いかり)で海底ケーブル3条のうち1条が損傷する事故が発生し、翌25日から設備容量が半分の30万kWに減少していると発表した。

 

これまで早期復旧に向けて取り組んできたが、損傷したケーブルの調査結果から、亘長約43キロメートルの海底ケーブルのうち約10キロメートルの交換が必要と判断、「今後、一刻も早い設備容量60万kWへの復旧を目指して工事を進めていく」としている。ケーブル製造、布設工事に要する期間、気象条件などを考慮すると、現時点では、4月中旬に工事が完了する見込みだという。