EC米アマゾンは2日(現地時間)、同社が世界中で展開する物流施設に太陽光パネルを敷設すると発表した。年内に米国内のフルフィルメントセンターと仕分けセンター15拠点に敷設し、2020年までに50の拠点へ導入を拡大する計画。
カリフォルニア州のパターソンフルフィルメントセンターでは、110万平方フィートの建物の屋上の4分の3以上に太陽光パネルを敷設し、地上で動く数百体のアマゾンの物流ロボットを動かす。
17年末までに完了するプロジェクトはカリフォルニア、ニュージャージー、メリーランド、ネバダ、デラウェアの5州で展開し、41メガワット(MW)の電力を生成する。中には単一の物流施設で使用する年間電力の8割を太陽光発電でまかなうという。