センコー、中国事業強化へ機構改革

ロジスティクスセンコーは4月1日付で、総務部内に「中国事務所」を設置する。拡大する中国ビジネスに対し、中国現地法人への営業支援、業務改善支援、会社全体の総務・法務事項のほか、人事、経理、財務などの全般的な経営面でのサポートを行うもの。

これに伴い、「中国事務所担当」を設置するとともに、「法務担当」を「総務担当」に名称変更し、「中国事務所担当」を兼務する。また、生産管理本部内の「中国瀋陽プロジェクト」を発展的に解消し、国際物流事業本部内の「（中国）華北地区担当」に移管する。

このほか、グループの安全品質体制を見直すため、「安全環境担当」を「安全品質環境担当」に名称変更する。これに伴い、担当役員付部長の「CS・安全担当」を「CS・品質担当」に名称変更する。

本社管理部門、営業部門では、過去事例を整理し、円滑な新規拠点・新規業務の立上げに活かす狙いで社長室に「ヒストリカルリスク管理担当」を設置。「住宅物流大阪営業部」と「住宅物流東京営業部」を統合し、「住宅物流営業部」「住設・建材営業部」の2部体制に改正する。

さらに、メディカル物流の拡大を目指し、ケミカル物流営業本部内に「メディカル物流営業部」を新設、3部体制に改正。百貨店物流営業部を設置する。