日立造船、燃料電池フォーク向け水素発生装置納入

サービス・商品日立造船は10日、トヨタ自動車九州の宮田工場に、燃料電池フォークリフト向け水素発生装置「ハイドロスプリング」を納入したと発表した。

福岡県、トヨタ自動車九州、九電テクノシステムズ、豊田通商は、再生可能エネルギーで製造した水素により燃料電池フォークリフトを稼動させる事業を行っており、日立造船は水素発生装置の設計・製造を行い、現地での試運転まで担当した。

（出所：日立造船）

ハイドロスプリングは、再生可能エネルギーの出力変動に追従して安定した水素を製造することができる装置で、電気と水だけで、オンサイト・オンタイムで水素を製造し、ボンベの運搬・保管・交換が不要なほか、風力発電、太陽光発電などの再生可能エネルギーからの急激な電力負荷変動に対応するなどの特徴を持っている。