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東芝、燃料電池フォークの充てん施設モデルを建設

2016年11月28日 (月)
東芝、燃料電池フォークの充てん施設モデルを建設
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環境・CSR東芝は28日、府中事業所(東京都府中市)で燃料電池フォークリフトの充てん施設「水素エネルギー利活用センター」の建設を開始したと発表した。

このセンターは、事業所内の太陽光発電と新たに設置する太陽光発電で水素を製造、圧縮、蓄圧し、事業所内で運用する燃料電池フォークリフトに充てんする施設となっている。地産地消型水素供給システム「H2One事業所モデル」として設計し、2017年4月に運転を開始する。H2One事業所モデルの営業活動に活用し、同モデルの工場、物流拠点、空港などへの納入を目指す。

「H2One」は、同社独自の水素エネルギーマネジメントシステム「H2EMS」により、再生可能エネルギーと水素を活用して、電力を安定的に供給できる自立型水素エネルギー供給システム。

同事業所モデルでは、H2EMSへ新たに水素需要を予測することで水素の製造・圧縮量を最適に管理する「水素需要予測アルゴリズム」を搭載する。これにより事業所全体の水素貯蔵量を低減するなど省スペース化にも貢献する。