ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

豊田自動織機、FCフォーク向け再エネ水素充填所設置

2018年10月5日 (金)

サービス・商品豊田自動織機は5日、東芝エネルギーシステムズ(川崎市幸区)が施工する、燃料電池(FC)フォークリフト向け再エネ水素充填所を、高浜工場(愛知県高浜市)に設置すると発表した。

再エネ水素充填所は、高浜工場で稼動するFCフォークリフトの稼動ニーズに応じて水素を製造、圧縮、充填する施設で、効率的にエネルギーを活用できる。また、FCフォークリフトは稼動時にCO2を排出しないため、水素を太陽光などの再生可能エネルギーのみで製造することにより、一貫してCO2フリーを実現する。

豊田自動織機は、2016年11月にFCフォークリフトの販売を開始して以降、全国の工場や空港などに80台導入されており、このうちの6台が自社の高浜工場で稼動している。18年度中には12台に増やす計画。

東芝エネルギーシステムズは、17年7月に東芝の府中事業所内に、再生可能エネルギー由来の水素をFCフォークリフトに供給する事業所向け「H2One」の営業活動拠点として「水素エネルギー利活用センター」を開設し、工場、物流拠点、空港向けに営業活動を展開してきた。今回、水素事業への取り組み、モニター画面を通じて水素の製造量や貯蔵量などがリアルタイムに確認できる利便性等の評価により、事業所向けのシステムとして初めての受注となった。