環境・CSR日本自動車ターミナルは10日、事業継続推進機構(BCAO)主催の「BCAOアワード2016」で、災害時の防災機能強化の取り組みが事業継続部門「優秀実践賞」を受賞した、と発表した。
同社は、東京都内4か所に保有しているトラックターミナルが大規模災害発生時には広域輸送基地や民間物資拠点となることから、支援物資輸送拠点の機能を最大限発揮できるように対策していること、ハード面で非常用自家発電設備や緊急通信網の多重化、建物耐震対策を実施し、ソフト面では行政と連携した定期的な防災訓練、災害時の仮復旧による建物機能確保の訓練を全役職員で行い、意識強化と対応力向上が図られていることなどが評価された。
BCAOアワードは、BCPの策定、BCMの実施、訓練、点検・改善といった事業継続普及の貢献・実践した事業者・団体などを表彰するもの。
(画像:上・京浜トラックターミナルの非常用自家発電設備)