日野、衝突軽減ブレーキ標準装備の新｢デュトロ｣発売

サービス・商品日野自動車は18日、衝突被害軽減ブレーキ、車線逸脱警報を全車標準装備にするなど、小型トラック「日野デュトロ」を改良し、5月8日に発売すると発表した。

今回、全車に標準装備にした衝突被害軽減ブレーキは、フロントバンパー中央に装着したミリ波レーダーに加え、フロントウインドウの上部中央に画像センサーを装備しており、歩行者を検知することが可能で、先行車や歩行者を含む停止障害物に対して衝突回避、または衝突被害軽減を支援する。また、画像センサーは車線逸脱警報の車線認識センサーとしても機能する。

さらに、車両総重量が7.5トンを超える車型は、エンジン・排出ガス後処理装置の改良により2016年排出ガス規制に適合させたほか、3月から新設された準中型自動車免許に対応して車両総重量の上限を7.5トン未満とした車型を新たに設定した。

また、新発売するデュトロのハイブリッド車は、15年燃費基準プラス15％、ディーゼル車のうち6速A／T車はプラス5％を達成している。このほかの車型も含め、デュトロのハイブリッド車・ディーゼル車はすべてASV減税・エコカー減税の対象となる。