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ソフトバンク、早朝・夜間のEC宅配会社立ち上げ

2017年5月24日 (水)
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ECソフトバンクは24日、同社傘下で新規事業を手がけるSBイノベンチャー(東京都港区)が、早朝・夜間にネットショッピング購入商品を効率的に配達する新会社「Magical Move」(マジカルムーブ)を同日付で設立したと発表した。

マジカルムーブが提供する早朝・夜間の商品配達サービス「Scatch!」(スキャッチ!)は、日中自宅を不在にすることが多い単身世帯や共働き世帯が不自由なく商品を受け取れるようにするとともに、再配達の減少とAI活用による効率的な宅配でドライバーの人手不足解消を目指す。

Scatch!と連携するECサイトで商品を購入すると、早朝(6-7時、7-8時、8-9時)と夜間(21-22時、22-23時、23-24時)から商品の受取時間帯を選択することで、マジカルムーブと提携する配送会社が最短で即日商品を届ける。

配送会社はAIが提案する最適な宅配順序と配送に必要な車両数を専用管理画面で確認。配送が開始されると、顧客はScatch!のマイページから地図上でドライバーの現在地を確認できる。顧客はECサイトが設定する配送料を商品購入代金とまとめて支払うことによってScatch!を利用することが可能で、購入者のScatch!利用料は発生しない。

Scatch!はソフトバンクグループが従業員のアイデアを広く募集して事業化を行う新規事業提案制度「ソフトバンクイノベンチャー」から2015年6月に生まれたサービスで、これまでSBイノベンチャーが運営してきたが、顧客の定着・増加に伴い、運営をマジカルムーブに移管することとした。

(画像:Scatch!のサイトトップ)