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Amazon、第1類医薬品を最短翌日配送

2017年5月24日 (水)
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ECアマゾンジャパンは24日、医薬品を取り扱う「Amazonファーマシー」で、新たに大正製薬の「リアップX5プラスローション60mL」、第一三共ヘルスケアの「ロキソニンS12錠」「ガスター10S錠」など80点の第1類医薬品の販売を開始したと発表した。最短で翌日に配送する。

Amazonファーマシーは、2015年9月から一般用医薬品(第2類、第3類医薬品)の直販と、Amazonファーマシー勤務の薬剤師・登録販売者への電話相談サービスを展開。これまで第2類、第3類医薬品の取り扱いにとどまっていたが、今回80点の第1類医薬品の販売を開始したことで、合計4000種類の医薬品を購入できるようになった。

サービスは24時間注文が可能なほか、9時から18時の時間内であれば薬剤師への問い合わせにも対応する。さらに、今回販売を開始した第1類医薬品は最短で翌日着の配送が可能となっており、ドラッグストアに行く時間がない場合や外出が難しい高齢者など、時間・場所を選ばず購入できる。

一方、現在「医薬品医療機器等法」(薬機法)上、第1類医薬品の販売にあたっては使用者の状態などの確認と薬剤師による適正使用の判断・情報提供が義務づけられている。店舗で第1類医薬品を購入する際は、薬剤師が店舗にいることが必要となり、薬剤師が不在の場合は第1類医薬品を購入ができない。

このためAmazonファーマシーでは、購入までのプロセスのなかで薬剤師による薬の説明と適正使用の確認を必要とする。購入手順は、第1類医薬品をショッピングカートに入れ、「使用者状態チェック」に回答、薬の説明を確認し、住所、配送方法、などを入力することで注文が確定する流れとなっているが、薬剤師が適正使用でないと判断した場合には注文がキャンセルされる。

また、提供した情報の内容によっては薬剤師から直接確認をする場合や、一定期間内に適正使用の確認が完了しない場合には、適正使用の確認が完了しない第1類医薬品を含むすべての第1類医薬品の注文がキャンセルとなる。

(画像:アマゾンジャパン)