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委員すべて女性、船員確保へ国交省検討会

2017年6月28日 (水)

話題国土交通省は28日、委員8人すべてが女性の「女性船員の活躍促進に向けた女性の視点による検討会」を設置すると発表した。30日に初会合を開く。

内航船員は50歳以上がおよそ半数を占め、高齢船員の退職に伴う船員不足が懸念されている。しかし、女性船員の割合はわずか2%にとどまっており「女性の参画が少ない状況」だとして、内航海運の活性化に向けた今後の方向性に関する検討会でも、女性船員の拡大に向けた取り組みの重要性が指摘されていた。

「女性船員の活躍促進に向けた女性の視点による検討会」は委員8人すべてが学識経験者、船員経験者、海運業界出身の女性で構成。今後の労働力人口の減少を見据え、「まずは女性の視点による、船員や船員になろうとする者、海運事業者それぞれの立場から課題を整理し、有識者の意見を聞きながら、女性船員の活躍促進に向けた提案をとりまとめる」という。

30日の会合では、女性が船員として就業するための課題を共有する。