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女子高生30人と女性船員が座談会

2018年5月15日 (火)

ロジスティクス日本船主協会は15日、昨年続き12日に、奈良県立青翔中学校で貿易、海運、船員の仕事に関する講演を行うとともに、新たな取り組みとして女性船員と女子生徒との座談会を、日本船長協会と商船三井の協力を得て行ったと発表した。

中学1年生80人を対象に実施した講演会では、「外航海運の概要」と「船員の仕事」と分けて説明し、「外航海運の概要」では、衣食住・エネルギーのほとんどを海外からの貿易にたよっている、その貿易量の99%以上は船により輸送されているなど「私たちの生活は船によって支えられている」ことを説明した。船員の仕事では、船員の仕事や船内での生活(食事やリフレッシュ方法など)の魅力について話した。

▲座談会の様子(写真中央:商船三井八重田二等航海士)

講演会後は、同高等学校1・2年の女子生徒30人と女性船員との座談会を行った。同校教員からは「女性の就業率が全国最下位である奈良県において、女性に夢を持ち、将来を考える機会となってほしい」との説明があり、女性船員からは船員を目指したきっかけ、女性船員で困ったこと、やりがいなど女性生徒からの質問に答えた。