三菱ふそう、小型トラック｢キャンター｣最新モデル発売

サービス・商品三菱ふそうトラック・バスは6月29日､小型トラック「キャンター」の2017年モデルを販売開始した。

2017年モデルは、車両総重量7.5トン超車両に4P10（T6）改良型エンジンを搭載し、2016年排出ガス規制に対応した変更を行った。

トルコン式ATのイージードライブと、MTの省燃費性をハイレベルで引き出すデュアルクラッチ式AMT「DUONIC 2.0」を採用。業務効率化を促進するさまざまな機能に加え、さらなる省燃費がはかれる「エコモード」も装備した。

これらの省燃費性能により、全車平成27年度重量車燃費基準をクリア。「低排出ガス車認定車」との組み合わせで、エコカー減税の対象となる。特に2015年度重量車燃費基準プラス15％を達成したエコハイブリッド車は、全車が新エコカー減税の「免税」となった。

「キャンターEX」は従来のK尺車（4750ミリ）に、ホイールベース違いの2機種を追加設定し、架装の充実性を図るとともに、用途に合わせた選択の幅を拡げた。

また、17年3月から新設された「準中型免許」制度に対応するため、昨年12月から車両総重量7.5トン車の26機種追加設定を行い、顧客ニーズに対応した。

東京都区販売価格は607万5000円（税込）。