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DNP、東京・福岡で新たにBPOセンター開設

2017年6月30日 (金)

サービス・商品大日本印刷(DNP)は6月30日、企業の各種申込書の受付やフルフィルメント、コンタクトセンターなど幅広い業務を代行するBPOサービス強化に向け、6月に東京と福岡にBPOセンターを新設したと発表した。

近年、ウェブサイトやスマートフォン用アプリ、SNSなどのデジタルメディアを活用した販促手法であるデジタルマーケティングを活用する企業が増え、それに伴い企業が扱うデータ量も増加している。デジタルマーケティングに関連した業務として、データ集計だけでなく、ウェブサイトやSNSなどの運営を通じて接するコンタクトセンター業務などが必要となるため、「多くの企業では、社外に業務委託することが予測される」としている。

DNPは、実際の店舗やECサイトでの購買行動の分析から、EメールやDMなど各種販促ツールの企画・制作に関連する業務のBPOなど、顧客一人ひとりへのアプローチを支援する各種マーケティングサービスを展開している。今回DNPは、デジタルマーケティングのサービスのさらなる拡充を図るため、BPO拠点を東京都新宿区と福岡市に新設し、体制を強化する。

企業・団体などに提出する申込書や申請書の回収から、受付登録、書類審査、デジタルデータ化、書類保管、通知書の発行、問い合わせの受付、各種申し込み受付業務に必要な一連のビジネスプロセスを代行する。

さらに、バックオフィス、フロントオフィス業務の受託基盤として、プリント、バックオフィス、フルフィルメント*、ネットワーク、カード、コンタクトセンター、コンサルティング支援の各種サービスを組み合わせ、あらゆる業界の企業にBPOサービスを提供する。

今回の新設により、BPO拠点は13拠点目となる。新設した拠点でのBPOサービスを6月に開始し、この2拠点で2019年度までの3年間累計で300億円の売上を見込む。