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船主協会、商船系高専5校と合同進学ガイダンス

2017年8月4日 (金)

ロジスティクス日本船主協会は4日、商船系高等専門学校(高専)5校で若い世代にキャリアパスとしての海技者をより深くに意識してもらおうと、6月10日の神戸を皮切りに、7月30日まで全国4会場で5校合同進学ガイダンスを開催したと発表した。

協会では2008年7月に人材確保タスクフォースを結成し、優秀な日本人船員を確保するための広報活動を展開。その一環として、6月10日に神戸、6月25日広島、7月29日東京、7月30日横浜で5校合同進学ガイダンスを行った。

この取り組みは、商船系高専5校(富山高専、鳥羽商船、大島商船、広島商船、弓削商船)と連携して開催しているもので、今回で10回目を迎えた。会場では協会が日常生活で海運が支える割合や日本人船員の重要性、代表的な船舶の紹介を行ったほか、同時期に開催された「海の日」関連の見学会でも、海運の重要性をアピールしていることに触れた。

また、日本カーフェリー労務協会の長田栄弘常務理事事務局長は、協会に加盟する船社の若手航海士・機関士が商船系高専へ進学した動機や、学生生活、就職後の仕事の内容や休暇の過ごし方などを写真とともに紹介した。講演後には学校ごとにブースが設けられた。