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SBSHDが中間決算説明会、鎌田社長表明

SBS、物流シェアリング10月メドに外部提供開始へ

2017年8月10日 (木)
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話題SBSホールディングスの鎌田正彦社長は10日、中間決算説明会で、物流シェアリングサービス「IGOQ」(イゴーク)の外部提供を10月をメドに開始すると表明した。

■関連記事(SBSホールディングスの2017年6月中間決算状況)
SBS中間決算、物流堅調も不動産停滞響き減収減益
https://www.logi-today.com/297242

国内の運送会社と荷主を直接結びつけるプラットフォームとして、国内で初めて、無料で提供する。同社が貨物利用運送事業者として、より多くのトラックにプラットフォームへの参加を呼びかける。8月末に動態管理専用のアプリを無償配布し、9月には希望に応じてスマートフォンをレンタルするサービスもはじめる。

鎌田社長は「大きな目玉事業として考えている」という同事業の意義について「旧態依然たる日本の物流事業をICTで変革し、物流効率を飛躍的に高めていくことで物流業界の活性化やCO2削減につなげたい」と説明した。

IGOQと並んで報道陣の関心が高かったのが、千葉県野田市で計画している2棟の物流施設の開発計画。4万坪の広大な土地を取得し、延床面積7万坪(3万5000坪×2棟)の物流施設を建てる構想で、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年までに1棟を完成させる。「すでに引き合いがあり、1棟目はほぼ埋まる勢い」(鎌田氏)だという。