東海ゴム、印・デリー近郊に自動車用防振ゴムの新工場

拠点・施設東海ゴム工業は4日、インド・デリー近郊に自動車用防振ゴムの新工場を建設し、2013年11月から量産を開始すると発表した。

2008年5月に自動車用防振ゴムを製造・販売する100％出資の現地子会社を設立し、バンガロール近郊の工場でことし1月から生産を開始。

これにより、南部への製品供給体制は整ったが、遠く離れた北部への製品輸送には輸送コストや安定供給の面で課題があり、インド北部での新工場建設を検討していた。

今回の新工場は、インドで3か所目の生産拠点で、同国内の主要な自動車生産拠点への納入体制を大幅に拡充する。

■新工場の概要
所在地：インドラジャスタン州ニムラナ工業団地フェーズ2
従業員数：約140人（2015年度見込み）
敷地面積：4万平方メートル
建屋面積：3600平方メートル
総投資額：約8億ルピー（約14億円）
着工：2012年4月下旬
売上高：約7億ルピー（約13億円、2015年度見込み）