東海ゴム工業、インドネシアに3拠点目の製造子会社設立

アパレル東海ゴム工業（愛知県小牧市、TRI）は14日、インドネシアに自動車用防振ゴムを製造・販売する新会社「PT. Tokai Rubber Indonesia（TRID）」を設立すると発表した。

現在、インドネシア向けの自動車用防振ゴムは、主にインドネシアの合弁会社「PT. Fukoku Tokai Rubber Indonesia（FTR）」から供給しているが、新会社TRIDを設立し、自動車用防振ゴムの現地生産体制を拡充することで、顧客ニーズへの対応を迅速化する。

これにより、11月から生産を開始する二輪車用樹脂燃料ホースの製造・販売会社「PT. Tokai Rubber Auto Hose Indonesia（TRHI）」に続き、インドネシアでは3拠点目のグループ会社となる。

■新会社TRIDの概要
会社名：PT. Tokai Rubber Indonesia（略称TRID）
所在地：インドネシア西ジャワ州カラワン県KIM工業団地内
事業内容：自動車用防振ゴムの製造・販売
資本金:1150万米ドル（約9.6億円）
出資比率：TRI100％
工場面積：建屋7680平方メートル、敷地5万平方メートル
設立：8月
生産開始：2012年7月
売上高：約3100億ルピア（約30億円、2015年度見込み）
従業員数：約300人（2015年度見込み）