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TRW、車内機能を調整する手書き認識タッチパッドを発表

2012年4月5日 (木)
手書き認識タッチパッドのイメージ

手書き認識タッチパッドのイメージ

産業・一般TRWオートモーティブ・ホールディングス(米国ミシガン州リボニア)はこのほど、自動車の乗務員が車内機能の調整を円滑に行えるよう、手書き文字認識ソフトウェアを搭載した静電容量方式タッチパッドセンサーを発表した。

 

日本語にも対応するこのタッチパッドは、操作性や認識性能に優れ、小型のパッケージングで自由度の高い車内の空間デザインが可能。

 

手書き文字認識タッチパッドは、スタンドアロン型や多機能コントロールパネルとして利用でき、ユーザーが指一本でタッチセンサーエリアに文字を書くと、ソフトウェアが文字を認識し、音声で確認する。

 

手書きによる数字、文字、記号を認識し、ドライバーはメッセージ送信や、携帯電話、カーナビ、ラジオといった機器の操作を一か所で実行することができる。また、車内のスイッチ機能もこのタッチセンサーで代替することが可能。

 

多機能コントローラーとして使用する場合、TRWが行った調査では「センターコンソールかドアのアームレストに搭載するのが最適」としているが、デザインや設置場所はカスタマイズも可能。年内に生産を開始する。