三菱電機、検査工程自動化へロボットなどセット販売

サービス・商品三菱電機は9日、電気・電子部品や自動車部品などの組立・はめ合い・検査工程の自動化システムを容易にする産業用ロボット、力覚センサーと、専用プログラミングツールをパッケージ化した「MELFA力覚応用アプリケーションパッケージ」を発売した。

このパッケージでは、アプリケーションパッケージに初めて力覚センサーを搭載。独自の力覚センサーでロボットハンドにかかる微小な力を検知したことで、これまでロボットには難しかったワークの倣い（ならい）・はめ合い作業が可能になる。

ロボット作業のログデータ化を行い、品質管理や作業ミスの原因を解析できるようにしたほか、力覚センサーに対応したパソコンサポートソフトウェア「RTツールボックス2」を使用することでプログラミングも簡単にした。専用プログラミングツールを使用することで、力覚動作の設備・ライン立ち上げ時間が80％短縮するという。

商品はパッケージロボット、力覚センサーセット、専用プログラミングツールで構成、価格はオープンで、年間200台の販売を目指す。

（出所：三菱電機）