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伊藤忠丸紅鉄鋼、特殊鋼の浦安工場を移転・集約

2012年4月5日 (木)

拠点・施設伊藤忠丸紅鉄鋼は5日、国内特殊鋼事業を強化する一環として、100%子会社の伊藤忠丸紅特殊鋼(東京都中央区)に総額5億円強を投じ、群馬県前橋市に新工場を建設、同社浦安工場を移転するとともに、高崎支店・高崎工場を新工場に統合・集約すると発表した。移転時期は12月。

 

浦安工場は特殊鋼事業の主力工場で、昨年3月の東日本大震災による液状化現象から操業が制限される事態となり、安全操業を最優先とした事業継続のための移転を検討してきた。

 

移転予定地の朝倉工業団地(群馬県前橋市)は、浦安工場からの配送比率が高い神奈川県下へのアクセスに優れ、取引先へのサービス体制に懸念がなく、自動車建産機業界向け需要の集積地でもあることから、需要の深堀りが可能となると判断した。

 

また、高崎支店・高崎工場を統合、集約することで、加工・配送・在庫の効率化を進め、取引先ニーズへの対応力向上を図る。