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日本製粉、竜ヶ崎工場へ冷食部門を移転・集約

2012年4月23日 (月)

拠点・施設日本製粉は23日、冷凍食品の製造・販売を行うニップン冷食が高崎工場の生産設備を竜ヶ崎工場に移転・集約化する工事を完了、今月から本格稼動に入ったと発表した。これに伴い、高崎工場の操業を3月末に終了した。

 

日本製粉では、総額200億円を超える大型設備投資を柱としてグループ企業を含めた事業構造改革を推進、その一環としてニップン冷食の高崎工場の生産設備を同社竜ヶ崎工場に移転・集約化するとともに、一部生産を協力工場に移管するプロジェクトに取り組んでいた。

 

2011年9月に竜ヶ崎工場の建屋増設工事完了後、製造ラインの移設工事を進め、3月末までに竜ヶ崎工場への移転・集約化工事を完了、11日に竜ケ崎工場で竣工式を行った。

 

ニップン冷食は今月以降、同社の実質的な本社機能を竜ケ崎工場へ移すとともに、同工場の全製造ラインを本格稼働させる体制に入る。移転・集約化の完了に伴う生産性の向上により、大幅なコスト・ダウンを見込む。