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熊本県、八代地域を物流拠点化する構想策定

2017年9月29日 (金)

話題熊本県は9月28日、八代地域を南九州の物流拠点とする「やつしろ物流拠点構想」を策定したと発表した。

九州の生産拠点を結ぶハブ機能を持たせ、アジア・世界と熊本をつなぐ「九州のゲートウェイ」を目指す。

企業の誘致と育成、航路・販路の拡大、輸送・輸出入体制の強化と効率化などを進めつつ、クルーズ船寄港の増加に伴う関連施策や県南フードバレー構想関連施策と連携し、民間投資を呼び込む。

冷蔵倉庫やCFS(コンテナフレイトステーション)など、物流関連施設の整備を進め、物流関連企業を誘致する。中国・台湾などをターゲットにした新規の航路誘致活動やコンテナ貨物取扱量の増加活動に取り組み、円滑な物流機能に必要な機能を充実させる。

ソフト面では、国際物流に強い人材の確保や物流拠点を支える外国人の活躍に向けた方策の検討、大型免許などトラックドライバーに必要な免許取得支援、専門家派遣による女性が働きやすい環境整備、ICTやIoTの活用による業務の省力化・自動化に向けた人材育成などに取り組む。

八代港では大型ガントリークレーンの整備やコンテナヤードの移設拡充などを推進し、核となる八代港の物流機能を高める。