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米英印に続き4か国目、18年春開設

アマゾン、東京に7500m2のアパレル撮影拠点

2017年10月4日 (水)
空白

話題アマゾンジャパンは4日、東京都品川区の品川シーサイドに総面積7500平方メートルを超えるファッション・アパレル商品撮影スタジオを2018年春に開設する、と発表した。

同社がファッション・アパレルの販売カテゴリーである「Amazonファッション」用のスタジオを開設するのは2013年の米国(ブルックリン)、15年の英国(ロンドン)、17年9月のインド(デリー)に続く4か国目で、これまでで最大の規模となる。

新スタジオは11のスチール撮影エリア、5つの動画撮影エリア、2つのエディトリアルスタジオ、ヘア&メイクエリア、ライブラリー、ラウンジ、会議室を備え、Amazonファッションやほかの編集プロジェクト向けに、年間100万点を超える商品画像・動画を撮影、制作するために使用する。

また、ファッション・ショーなどの業界イベントを主催し、「AT TOKYOプログラム」の一環としてデザイナーや学生向けにスタジオを提供することも計画しているという。

アマゾンジャパンのジェームズ・ピータース・ファッション事業部門統括事業本部長(バイスプレジデント)は「Amazonファッションの品揃えが拡大する中、このスタジオでさらに精度の高い写真やビデオを大量に撮影、制作することにより、顧客はサイト上でカラー、カッティング、サイズやテクスチャーなどをこれまで以上に細かく確認できるようになる」と話す。

また、ジャスパー・チャン社長は「拡大し続けるAmazonの東京オフィススペースに、新しいファッションスタジオが加わることを嬉しく思う。2018年の夏までに、全体で4000以上のポジションを東京を拠点として置くことを目指している。今後数年のうちに、東京、日本全国で数千規模の雇用を創出する計画だ」と、この拠点が新たな雇用をもたらす点を強調している。