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文京区の食品宅配に多数の申し込み、LINE経由目立つ

2017年10月17日 (火)
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話題東京都文京区とNPO法人など5団体は16日、コンソーシアムを組んで経済的に厳しい文京区内の子育て世帯に、企業・フードバンクなどから提供を受けた食品などを宅配する「こども宅食」を立ち上げた、と発表した。

自宅に1か月から2か月に一度食品を届け、新しいセーフティネットをつくる取り組みで、150世帯の申込枠に対し、458件が申し込んだ。このうち351件がLINEからの申し込みだったという。

コンソーシアムでは、短期間に多くの申し込みがあり、特にライン経由の申し込みが目立った背景について、「行政や民間の福祉サービスの課題のひとつに、利用者が申し込みを完了するまでのハードルが高いことが挙げられる」が、こども宅食の利用案内はひとり親家庭などの対象世帯宛に区が郵送し、案内に記載されたQRコードをLINEアプリで読み取り、LINEで送られてきたフォームから申し込むという簡便さが申し込みを促したとみている。

10月15日には1回目の配送を行った。今後はLINEで配達した食品のアンケートを実施し、「新たなセーフティネットをつくるべく挑戦を続けていく」としている。