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丸和とアイディオット、共通かご車モデルでPI奨励賞

2026年3月4日 (水)

認証・表彰アイディオット(東京都渋谷区)と丸和運輸機関(埼玉県吉川市)は4日、共同で進める物流標準化の実証事業が、フィジカルインターネットセンター(JPIC)主催の「フィジカルインターネットアワード2026」でパイロットプロジェクト部門の奨励賞を受賞したと発表した。評価対象となったのは、デジタル標準化と物流容器の共通化を組み合わせた「スマートボックス+共通かご車」モデルの実証だ。

▲表彰状授与の様子(出所:アイディオット)

同プロジェクトは、物流センターにおいてSIP物流情報標準ガイドラインに準拠したデータ連携を実施し、配送計画の最適化や共同配送の実装を目指す取り組み。TMS(輸配送管理システム)上での配送シミュレーションやマッチング機能を活用し、複数の小売チェーンを同一プラットフォーム上で管理することで、輸配送効率の改善を図る。

従来の個社最適型の物流では、低積載率輸送や空車回送が常態化し、コスト増や環境負荷の増大を招いてきた。加えて、荷主ごとに異なるデータ項目や物流容器仕様が作業効率を下げる要因となっていた。今回の実証では、データ標準化による可視化と最適化に加え、スマートボックスの考え方に基づく共通容器の設計を導入。共通オリコンや共通かご車を採用することで、容器仕様の違いによる積載ロスや回収の非効率を抑える仕組みを構築した。

シミュレーションによる効果試算では、輸送時間を48.9%、輸送距離を27.8%削減できる可能性があるほか、トラック台数も22.1%削減できると見込む。物流拠点での容器仕分け作業や資材調達コストの削減も期待されるという。

両社は、今回の実証で得られた知見を基に社会実装を進める。食品や日用品だけでなく、製造業や医薬品、アパレル、EC(電子商取引)物流など、多頻度配送や複数荷主が関与する分野への展開も想定する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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