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双日、スペインLNG受入基地事業に資本参画

2017年10月30日 (月)

環境・CSR双日は30日、スペイン北西部にあるムガルドスLNG受入基地の操業会社「レガシフィカドラ・デル・ノロエステ」の株式15%を持つファースト・ステート・レガシフィカドラ(FSR)の全株式を取得し、日系商社として初めて欧州でLNG受入基地事業に参画する、と発表した。買収後は社名を社名を双日・レガシフィカドラに改める。

レガノサは2007年からムガルドスLNG受入基地の操業を開始し、同基地で受け入れたLNGはスペイン国内だけでなく、一部は再度船積みしてアジアなどに再出荷されている。同基地は今後、船舶燃料用LNGの供給基地としても活用される計画。

双日はLNGの受入基地、液化販売事業のグローバル展開を進めており、今後はASEAN、南アジアなどを含む他地域でLNG受入基地事業の拡大を目指す。また、LNG液化販売事業を通じて世界最大のLNG輸入国である日本向けに、安定的なエネルギー供給を目指す。