荷主東京ガスエンジニアリングソリューションズは、バングラデシュオイルガスアンドミネラルコーポレーション(ペトロバングラ)からバングラデシュで陸上LNG受入基地のフィジビリティスタディ・エンジニアリング(FS)業務を日本工営と共同受注した。
同国では天然ガスが産出するものの、需要の大きさが供給をすでに上回っている状況で、今後20年間で需要が現在の2倍以上になる見通しとなっていることから、耐用年数が洋上LNG基地(FSRU)より長く、海洋気象の影響を受けにくい陸上LNG受入基地が必要とされていた。
受注したFS業務は7月から2018年7月までの間、プロジェクトオーナーのペトロバングラが絞り込んだ沿岸地帯の候補地に対し、技術、環境影響、経済性などの点から陸上LNG受入基地の実現可能性を検証するほか、基地の仕様を検討する。